214 ~ 216 の 3 日間で開催された ウイングアーク 1st の QA エンジニアインターンに参加しました

はじめに

今回は参加した上で学んだこと、得られた考え方についてのレポートです。

インターンで印象に残っていること

マネジメント

Management3.0 について教えていただきました。組織・チームのためにマネジメントはどうすればよいのかという話が中心でした。生産性の高い、効率的な組織を目指すためにマネジメントの体制について学びました。単純にマネージャーがチームメンバーを管理するのではなく、メンバー自身で自分を管理(セルフマネジメント)する組織であると、労働者が幸福を感じられるのではないかという話でした。一般的にマネージャーが感じるとされる悩みは他人をコントロールしようとするために生まれてしまう。しかしメンバーがメンバー自身を管理するシステムを構築できればおのずとチームとしてよりよい方向に向かうのではないかという話は印象に残っています。

メンバー同士が信頼し合ってチームや仕事の意味を考えて行動するのがエンジニアにとってよりよい仕事ができる環境になるという考え方には納得しました。ただそれにはメンバーが自分自身をマネジメントする必要があるんどえその技術を身につけなければならないとあり、その中で出てきた技術としてのマネジメントという言葉がしっくりときました。またセルフマネジメントの中で動機の持ち方についてもお話しいただきました。自分の中で行動を起こすときの理由についてモチベーションと一括りに考えるのは以前もあったのですが、その原因を内と外に分けるという考えは持たずにいたため新鮮でした。

ソフトウェアテスト

テスト駆動開発という単語自体は耳にしたことがあったのですが、テストを先に作ってから実装を行うというのは製品を開発していく中で目的が逆転しているのではないかと感じる部分がありました。しかしよりよいサービスを提供するために機能の目的にフォーカスして、複数人でより効率よくサービスを展開していくためには重要なのだと認識しました。 アクティビティとしてデモサイトの問題点を見つけましたが、多くの視点からサービスを評価するのは難しいと感じました。

スクラムでの開発体験

アジャイル開発という言葉はよく聞くのですが、それがどのようなプロセスで行われているのか学びました。スプリントやスクラムなどアジャイル開発で用いられる単語がどのような意味を持っているのか、アクティビティの中で学びました。 動くアプリケーションを短い期間で開発し、それぞれの進捗を共有するといった考え方を導入するのが目的ではなく、よりよい開発になるように行動できるのが大切なのだと感じました。

全体を通してふりかえり

これまでは学習と開発がメインでプロダクトはそれをアウトプットしたものという形式が多かったのですが、それだけではなくプロダクトと向き合ってよりよいものにしていく姿勢というものも大切な考え方であるのだと感じました。 そしてプロダクトをよいものにするためにはプロダクトを作っている自分たちが良くなっていかなければならないという考えにも納得できました。 よいものを作るために手法やツールを学び使っていく姿勢がいいなと思いました。

終わりに

エンジニアの職として SE のイメージが強くあったので、QA という領域があるのに今回初めて知りました。就活はまだ少し先の話になりますが、今回のインターンで知見が広げられたと思うのでまた新しい体験が得られる場所に挑戦していきたいです。

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