shibata です。2023 の振り返りレポートを書きました。

2023ReportImage

はじめに

2023 年の終わりなので、備忘録を兼ねて 1 年のまとめを書きたいと思います。

2023 のあゆみ

month description
4月 大学入学
システム工学研究会(以降シス研)参加
5月 シス研 1年生 webハッカソン
6月 技育CAMPキャラバン福岡 最優秀賞
(チーム「完全に理解した」:プロダクト「かみあぷり」)
7月 オープンキャンパス
シス研 バーベキュー
8月 技育CAMP vol.7
(チーム「${TEAM_NAME}」:プロダクト「wisdom Tree」)
シス研 OB・OG会
9月 技育CAMPアドバンス 企業賞受賞
(チーム「完全に理解した」:プロダクト「かみあぷり」)
技育CAMPアドバンス 企業賞受賞
(チーム「${TEAM_NAME}」:プロダクト「wisdom Tree」)
技育展 本戦出場
(プロダクト「wisdom Tree」 )
シス研 サークル内ハッカソン
(プロダクト「Share Link」)
ポートフォリオサイト作成
Tokyo Game Show 「中華の達人」
Matsuriba vol.1
10月 翻訳アプリリリース
シス研 学祭(工科展) ポスター : 1チーム,デモ動画 : 2チーム作成
シス研 学祭(模擬店) ポスター作成
Friend of Figma Nagoya(FoF Nagoya) 第2回イベント
11月 技育CAMPキャラバン名古屋 最優秀賞
(チーム「寝坊マスターズ」:プロダクト「簡単行列整理くん」)
Matsuriba vol.2
第九回技術書同人誌博覧会 「XRってなんだ?」発行
12月 ハッカソン・おかわりLT会!! 「デザイン思考のプロダクト提案」
技育CAMPアドバンス
(チーム「寝坊マスターズ」:プロダクト「簡単行列整理くん」)
高大連携LT会 登壇「XRってなんだろう」

学んだ言語・技術

プログラム系

Python ( & Jupyter Notebook )
JavaScript,TypeScript(React,Next.js)

C

触れた技術

Unity ( XR ) , Swift ( iOS , VisionPro ) , Tauri

デザイン系

Figma , illustrator , AfterEffect

1 年を振り返って

情報系の勉強に専念した年

この 1 年間は情報系の勉強に専念した年になりました。振り返ってみると多くのハッカソンに出た 1 年でしたが、ハッカソンというイベントを知ったのも大学に入ってからでした。6 月に博多に行ったのがもう何年も前のことのように感じますが、あの成功体験がこの一年走りきれた原動力になったと感じています。技育 CAMP という場を用意してくれたサポーターズには感謝しきれません。そこから技育展に出て、もっとすごい技術を持った人を見たり、アドバンスに行ってやる気に満ち溢れた近い年齢のエンジニアと交流して影響し合えたのが楽しかったです。

プログラミング言語

プログラミング言語についていうと、オブジェクト指向として Python を触ったのも今年に入ってからでした。インスタンスやクラスも去年までは存在も知りませんでした。授業で C 言語を学び、静的型付けと動的型付けという概念も学びました。逆にそれまでは Python しか触ったことがなかったので、型という概念は非常に曖昧なものになっていました
また React , Next.js などを初めて使い、モダンな web 開発というものを少しは知れたのではないかと思います。ハッカソンの中で API から HTTP やデプロイ方法としてコンテナ、それらを支えるインフラやセキュリティといった部分も多少触れて情報の世界がいかに広いのかを改めて感じました。

サークルと研究室

大学に入ってから本当に多くの人と出会いがあって、システム工学研究会という活発なメンバーが多く集まって、面倒見てくれる先輩も多くいる環境に身を置けています。大学に入るまでは自分がパソコンや IT に一番詳しいというのが当たり前の状態でしたが、サークルに来た途端にその世界観がまったく変わりましたし、いろんな分野の情報が入ってきて興味を惹かれる毎日が送れています。またサークルで出会ったつよつよな同級生繋がりで梶研究室にお邪魔して、活動を共有しました。PDR をはじめとした屋内位置推定について教授や研究室の先輩に相談しながらプログラミングの全く初心者の私でも進捗を生み出して、データの分析のところでも成長できたと感じています。研究室に入ったことでより年が上の先輩との距離が近くなってもっと新しい知識を得られるようになったと感じているので研究室に参加できたのは本当によかったと思いますし、連れて行ってくれて同級生の子には感謝しています。

デザイン

デザインという面でも成長できました。去年受験の際に色々調べて、とりあえずでメモに並べていたプロダクトの発案や設計といったところの言葉の意味がつながったと感じています。「デザイン思考で考える」というのがその筆頭なのですが、Friend of Figma の名古屋イベントに先輩に誘われていって、実際に働いているデザイナーの人とお話しできた体験がめちゃめちゃ新鮮で、楽しくてデザインって魅了的だな、と思わせてくれました。ぜひ次回のイベントがあればまた参加して感謝の言葉を伝えたいです。プロダクトをただ作るだけじゃなく、意味を持って作る。そのこと自体は研究室の教授にもずっと言われていたことで、あまり理解できていなかった部分が大きかったのですが、今では自分の中で言語化できるようになりました。Illustrator だけなく、Figma や Miro といったいろんなツールを知って、使い始めるようになったのも 1 年前の自分には全く想像できなかったことです。

XR という技術

XR について入学する前から専念したいと考えていたテーマで、入学した当初からそういった話はしていたのですが、そもそもの技術力というか情報技術に関する全般的な知識が足りなかったので開発に入ったのは 2023 年のだいぶ後の方になりました。しかし研究室の中で一緒にやるメンバーを集ったら、3 人ものメンバーが声を上げてくれて、私の理想を話したプレゼンを聞いて一緒にやりたいと言ってくれました。来年からもっと力を入れてやっていくつもりですが、どうしても似たような技術をやっている仲間は周りには少ないので、来年はもっと交流を広めたいと考えています。来年の抱負ではありませんが、XR というか MR を使って役に立つプロダクトを生み出すこと、そして交流の輪を広げることをしていきたいと考えています。あとは今は参加していない人も巻き込んで大きな旋風を起こしたいですね。

終わりに

この一年自分の人生の中でとてつもなく濃い密度で過ぎていきました。毎日が技術に触れるのが新鮮でただ楽しくてパソコンに向き合っていました。また一緒にチーム開発する仲間や教えあえる仲間が増えて自分一人じゃない中で開発ができているのはとんでもなく恵まれた環境にいるのだとつくづく思います。
来年以降も技術に貪欲に、そして考えることをやめないでプロダクトを作り続けたいと思います。ではまたどこかでお会いしましょう!

Contact&Links

Email : seikenshibata@gmail.com
github : kanakanho
twitter : @Shiba_ao